ハローワークは仕事を探すところ!と思ってる方はいませんか?
間違いではありませんがあなたの人生をより良くしたいと思うのであればやめておきましょう。
ハローワークで職探しをしない方がいい理由でも解説していますがリスクが大きいからです。
「それならどう使うのが正しいの?」と思いますよね。
ハローワークは様々な手当の受給と格安で質の高い教育訓練を受ける場所です。
求人票の質とは裏腹にとても充実した内容となっています。
転職を検討する方であれば必ず知っておきたい内容です。
ハローワークの正しい使い方
ハローワークは3つの正しい使い方があります。
生活の支えになる手当やキャリアアップに繋がる資格講座が特に有用です。
それぞれチェックしていきましょう。
失業手当
ハローワークで申請する手当の定番。
正式名称は【基本手当】といいます。
離職中に転職活動をしている期間、前職の収入額によってもらえる手当です。
- 雇用保険の被保険者であった期間(=雇われて働いていた)が離職前の2年間で12ヶ月以上あること(1ヶ月のカウントは賃金の支払い基礎となる日数が11日以上あることが必要)
- 離職理由が倒産や勤務者の傷病など正当な理由がある場合は離職前の1年間に6ヶ月以上あればよい
- ハローワークで求職手続きをしていて働く意思があること
支給される期間は離職理由と年齢、雇用保険を納めていた期間によりますが90日〜360日間です。
支給額は離職前給与の5〜8割程度。
退職理由によってすぐもらえない場合があるので注意が必要です。
手当を受給している間にも
- ハローワークでの活動実績
- ハローワークの教育訓練を受けている
このどちらかをしている必要があります。
教育訓練
ハローワークを使うのであれば利用しなければ損なのが教育訓練です。
利用が初めての場合、過去2年の間に雇用保険を納めていれば利用することができます。
失業手当とは異なり在職中でも利用することが可能です。
様々な資格やスキルの講座が準備されておりあなたの転職を強力にサポートします。
教育訓練には3種類あり
- 一般教育訓練
- 特定教育訓練
- 専門実践教育訓練
となっています。
- 雇用の安定・就職の促進に資する教育訓練が対象
- 受講費用の20%(上限10万円)が訓練修了後に支給
- 特に労働者の速やかな再就職及び早期のキャリア形成に資する教育訓練が対象
- 受講費用の40%(上限20万円)が訓練修了後に支給
- 労働者の中長期的キャリア形成に資する教育訓練が対象
- 受講費用の50%(年間上限40万円)が訓練受講中6か月ごとに支給
- 資格取得等をし、かつ訓練修了後1年以内に雇用保険の被保険者として雇用された場合は、受講費用の20%(年間上限16万円)が追加で支給
- 失業状態にある方が初めて専門実践教育訓練(通信制、夜間制を除く)を受講する場合、受講開始時に45歳未満であるなど一定の要件を満たせば、別途、教育訓練支援給付金が支給
再就職手当
就職促進給付ともよばれます。
失業手当を受給できる方が支給日数を残して再就職した場合が支給対象です。
支給額は失業手当の支給残日数と手当日額により決定されます。
早めに再就職が決まると多くもらえる傾向にあります。
厚生労働省:再就職手当のご案内
【番外編】モチベーション維持
ハローワークに集まる人は正直質が低いです。
もちろん教育訓練を受ける手続きのために来ている人は仕方ありません。
将来的に同じ立場にならないように自分を奮い立てせるという意味ではとても有用です。
ハローワーク最大の活用方法は【教育訓練×失業手当】
ハローワークを最大限に活用する方法は教育訓練と失業手当を同時に受けることです。
特に専門実践教育訓練を受けるのがおすすめ。
失業手当をもらいつつ将来性のある質の高い講座を受けることができます。
また専門実践教育訓練なら失業手当の支給日数が無くなっても、45歳以下であれば失業手当の80%相当額が訓練終了まで支給され続けます。
専門実践教育訓練は将来性のある第四次産業革命スキル習得講座がイチオシです。
AIなどのITスキルを70%オフの価格で受講することができます。
求人を探すなら転職エージェント
様々なメリットがあるハローワークですが求人を探すなら転職エージェントを利用しましょう。
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利用は完全無料なので利用しない手はありません。
【教育訓練×失業手当】でスキルを磨きつつ並行して転職活動をするのがおすすめです。
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