次の職場が決まっていない状態での退職に不安を感じている方はいませんか?
過去の私もそうでした。
漠然とした将来のこともそうですが、特に生活面での不安が大きかったことを覚えています。
退職する理由は人それぞれ。
キャリアアップの方もいれば体調不良やハラスメントから逃れるための方も。
本来は転職先が決まってから辞めるのが理想ですが全ての人がそうであるとは限りません。
退職前に準備をしておくと心にも余裕が生まれます。
この記事では転職を4回経験した私自身が退職前にしておいてよかったことをまとめました。
公的な補助制度を調べておく
最初に行うのは公的な保険・補助制度を調べることです。
具体的には
- 失業保険
- 傷病手当
- 傷病手当金
- 教育訓練給付金
- 家賃補助制度
特に退職後の主な収入源である失業保険は必ず受給方法を調べておきましょう。
どの程度の金額をどれくらいの期間受給できるか知っておけば退職後の生活をイメージすることができます。
そして公的給付は組み合わせて受給することも可能です。
代表的なものは失業保険と教育訓練。
教育訓練を受けていると自己都合退職であっても失業保険の待機期間がありません。
すぐに失業保険を受けることができるということですね。
失業給付を受給しながらスキルアップすれば次の職場も見つけやすくなります。
失業保険 | 傷病手当 | 傷病手当金 | 教育訓練給付金 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
保険の種類 | 雇用保険 | 雇用保険 | 健康保険 | 雇用保険 | |
失業保険 | |||||
傷病手当 | |||||
傷病手当金 | |||||
教育訓練給付金 | どれか1つのみ |
そして支出の中で大きな固定費となっているのが家賃。
地方公共団体が行っている家賃補助制度をご存知ですか?
受給が認められれば最大9ヶ月家賃の実費を受け取ることができます。
補助を受けるには貯金額などの条件がありますが対象であれば利用したい制度です。
福岡市:住宅確保給付金について
職業教育訓練の開講講座を調べておく
失業手当と同時に受けることができる職業教育訓練も調べておくと自身のスキルアップに繋がります。
なにより退職後に目標があると前向きな気持ちになり、明るい未来がイメージできるのでおすすめです。
教育訓練の特徴は受講費用が大きく割り引かれること。
需要のある資格が多くラインナップされているのであなたに合ったスキルが見つかります。
イチオシはこれから需要が高まるIT関連講座。
国からも第四次産業革命スキル習得講座として認定されています。
70%オフで将来有望な技術を身につけることが可能です。
転職エージェントへの登録
転職エージェントの登録は必ず行いましょう。
あなたに最適なペースで転職活動をサポートしてくれます。
転職エージェントへの登録・相談は無料ですので複数のエージェントを利用するのが一般的です。
私はdodaを利用しましたが親身になってサポートしていただき、とても感謝しています。
求人をハローワークで探すことはおすすめしません。
私自身ハローワーク経由での転職を2回経験してますが止めとけばよかったと後悔しています。
クレジットカードの発行
意外と見落としがちなのがクレジットカードです。
キャッシュレスが普及したこともあり所持しておくのは必須。
発行には審査が伴うため離職中だと発行できないリスクが高まります。
ひとまず年会費無料のカードを作っておきましょう。
システムトラブルが発生することもあり複数枚持っておくと安心です。
カードブランドもVISAやMasterCardで分けておくといいですね。
年会費が永年無料のクレジットカード。
- 楽天カード
- エポスカード
- dカード
まとめ
退職前にしておきたいことを紹介してきました。
「こんなはずじゃなかった」と焦らないようにしたいですね。
人生一度きり。
後悔しない選択をしていきましょう。
退職前にしておく4つのこと
- 公的な補助制度を調べる
- 職業教育訓練の開講講座を調べる
- 転職エージェントへの登録
- クレジットカードの発行