専門実践教育訓練の講座を受けたいけど手続きが複雑でわからない…。
そんな方はいませんか？
国から70%の補助を受けて需要のあるスキルを身につけられるこの制度。
利用できるなら是非活用したいですよね。
そんな専門実践教育訓練の手続き方法をまとめました。
手続きの手順
まずは自分が専門実践教育の対象者なのか確認しましょう。
受給が初めての場合と2回目以降の場合で条件が変わってきます。
実は2018年(平成30年)1月から専門実践教育訓練給付金が拡充されているんですね。
以前は雇用保険の被保険者期間が10年間必要でしたが、初めての場合は2年間と大幅に短縮されました。
- 雇用保険の被保険者（雇用保険の対象）の期間が、通算2年以上
- 在職中または離職後（一般被保険者資格を喪失して）1年以内
- 専門実践教育訓練の受講開始日に雇用保険の支給要件期間が3年以上
- 受講開始日に離職している場合も支給要件期間3年以上
- 在職中または離職後（一般被保険者資格を喪失して）1年以内
※必ずご自身の住所を管轄するハローワークで確認するようにしてください。
自分が対象であることが確認できたら受講する講座を決めましょう。
専門実践教育訓練は1度受講すると次は3年間雇用保険に加入しないと受けることができません。
後悔しない選択をしたいですね。
おすすめは今後大幅な需要が確実視されているIT講座です。
ジョブカート制度総合サイトでキャリアカウンセリングの予約をします。
民間企業に委託されているので地域を担当している民間企業に問い合わせましょう。
福岡の場合はアソウ・ヒューマニーセンターが請け負っています。
予約した民間の委託業者とハローワークで面談しつつジョブカードを作成します。
所要時間は2時間程度です。
ジョブカードや他の必要書類をハローワークに提出します(持参or郵送)。
- 教育訓練給付金及び教育訓練支援給付金受給資格確認票
- 上記のジョブ・カード（訓練前キャリア・コンサルティングでの発行から１年以内のもの）又は「専門実践教育訓練の受講に関する事業主の証明書」
- 本人・住居所確認書類
- 雇用保険被保険者証
- 教育訓練給付適用対象期間延長通知書
- 写真２枚（最近の写真、正面上半身、縦3.0cm×横2.5cm）
- 払渡希望金融機関の通帳またはキャッシュカード
※写真に関してはマイナンバーカードを持参すれば不要
ひたすらスキルを身に着けます。
修了認定されなければ申請が認められないケースもあるので頑張りましょう。
無事に講座を修了したらいよいよ給付金の申請です。
ここで講座料金の50%が戻ってきます(最大40万円)。
- 教育訓練給付金の受給資格者証（教育訓練給付金及び教育訓練支援給付金受給資格者証）
- 教育訓練給付金支給申請書
- 受講証明書
- 領収書
- 返還金明細書
講座修了後1年以内の就職で残りの20%を申請できるようになります。
最大で16万円がここで戻ってくることになります。
専門実践教育訓練のおすすめはIT講座
専門実践教育訓練は看護師や保育士など需要の多い資格が対象になっているのが特徴です。
その中でもIT講座の受講を強くおすすめしています。
IT講座がおすすめの理由
IT講座をおすすめする主な理由は以下のとおりです。
- 訓練期間が比較的短い
- 需要が増加傾向
- 柔軟な働き方ができる
- 高収入
2030年には70万人以上のIT人材が不足すると試算されており、今からスキルを身に着けておけば将来的にあなたの人材価値があがることは確実です。
第四次産業革命スキル習得講座を受講するべき5つの理由として解説しています。
おすすめのIT講座
「IT分野は理系の人がいくんじゃないの？」
「文系で数学も苦手だし向いてないよ」
このように思っている方はいませんか？
IT分野は理系のイメージを持っている方がいるかも知れませんが、それは間違いです。
確かにAIなど一部数学が必要な分野はありますがITエンジニアの半数は文系で数学も不要という事実。
ITスクールには数学が苦手な文系のIT初心者でもついていける講座が準備されてます。
専門実践教育訓練のおすすめITスクールとして5つ紹介しているので参考にしてください。
気になったら無料カウンセリングを受けてみよう
IT講座の受講には無料カウンセリングが必須です。
スクールの雰囲気やカウンセリングの特典がもらえるので積極的に受けにいきましょう。
どのスクールも無料でカウンセリングを行っています。
実際にカウンセリングを受けた様子もレポートしているので是非どうぞ。
実際にIT講座を受けてみた
私は実際にこの制度を利用してIT講座を受講しています。
レビュー記事を書いていますので参考にどうぞ。
転職なら転職エージェントへ依頼しよう
スキルを身に着けたあとは【転職エージェント】の利用がおすすめです。
専門実践教育訓練を受けた人材はどの企業からも求められます。
転職エージェントは必ずあなたの強い味方となるはずです。
手にしたスキルを武器に堂々と自分をアピールしていきましょう。
転職エージェントは完全無料で利用可能。
それぞれ特色があるので複数のエージェントに登録しておいた方がいいですね。
おすすめのエージェントはサイト内で紹介しています。
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